CONCEPT&HISTORY

華正樓について

中華街とともに歩む華正樓

1939年に浙江省鎮海県寧波市出⾝の胡本武⽒が創業した華正樓は、簡素だった中華街と共に成⻑し繁栄してきました。江夏良明(会⻑)が仲間たちと共に中華街発展会を設⽴し、地域の共存共栄を⽬指して努⼒を重ねてきました。この歴史ある街の変遷と共に、華正樓は今⽇もその伝統を守り続けています。

1939年 (昭和14年)
株式会社華正樓創業
1956年 (昭和31年)
株式会社華正樓創業
1976年 (昭和51年)
⾼島屋テナント出店
1981年 (昭和56年)
華正樓新館建設
2012年 (平成24年)
江夏秀明代表取締役社⻑就任
2018年 (平成30年)
江夏良明会⻑横浜市産業功労者表彰制度受賞

伝統 The famous shark's fin stew in the shape of
a shark's fin, a masterpiece of traditional taste.

伝統の味を極める、
名物フカヒレの姿煮

伝統の味を極める、名物フカヒレの姿煮

創業当時、華正樓は北京料理と蘇州料理を合わせた京蘇料理を提供していましたが、⼆代⽬の改⾰により北京料理に変更されました。現在では、本場の伝統を継承した⾼級中国料理として親しまれています。特に「ほかのどこででも、こんなおいしさは味わえない」と⾼い⽀持を受けているのが「フカヒレの姿煮」です。気仙沼産フカヒレの乾燥させた原ビレを⼿間暇かけて戻し、特製の⽩湯スープで煮込んだ逸品を提供しており、華正樓の代表的なメニューとなっています。

The unchanged taste of “Hwasengro's steamed buns”
that continues to be loved by customers.

愛され続ける変わらぬ味
「華正樓の饅頭」

華正樓の饅頭は、1970年代に点⼼師萬⽒によって創作され、賄いで提供された際に⾼く評価されました。その後、横浜のお⼟産として売店やテナントで販売されるようになり、そのレシピや技術は今も変わらずに受け継がれ、多くのお客様に愛されています。

  • 愛され続ける変わらぬ味「華正樓の饅頭」
  • 愛され続ける変わらぬ味「華正樓の饅頭」
  • 愛され続ける変わらぬ味「華正樓の饅頭」

歴史 Historical building that still retains its original
appearance as a symbol of good old Chinatown.

古き良き中華街のシンボルとして
今もなお当時の姿を残す
歴史的建造物

伝古き良き中華街のシンボルとして今もなお当時の姿を残す歴史的建造物

昭和の時代に建て替えられた華正樓本店は、中華街の象徴として古き良き時代の姿を今に伝えています。この歴史ある本店はホテルと同様に1階はロビーのみで、飲⾷スペースは設けておらず、冠婚葬祭や接待を⽬的としたお客様にも、単なる⾷事の場としてではなく、博物館や美術館のような数々の調度品や中庭のある贅沢な空間を楽しんでいただけます。

発展 Walking with the development of Yokohama as the third
generation of a long-established business.

⽼舗の三代⽬として、
横浜の発展とともに歩む

私たちは「感謝・誠実・奉仕」という社訓を胸に、伝統を守りつつも⾰新的であり続けます。原点である中華街のみにとどまらず、横浜市全体への貢献を通じてともに発展していくことに努めていきます。他の観光都市と同様に横浜中華街でも⾷べ歩きが増え、景観にも変化が⾒られます。しかし、私たちは先⼈から引き継いだ伝統を守りつつ、この街独⾃の⽂化を⼤切に保護し続けていきます。私たちの願いは、観光都市横浜にお越しの皆様に、「大小さまざまなお店で美味しい料理を店内で味わえるレストランが集まる街」としての本来の中華街の姿を感じていただくことです。そして、その中⼼的な存在として、華正樓は料理とサービスを磨き上げ、⼀流店としてお客様に愛される存在を⽬指していきます。

⽼舗の三代⽬として、横浜の発展とともに歩む